【薬剤師国家試験】105回問212,213の解説
hachi
ハチ勉
問202 (実務)
25歳女性。テニスで上腕部の筋肉痛を自覚し、これに効く消炎鎮痛薬の貼付剤を購入する目的で薬局を訪れた。応対した薬剤師はこの女性から以下の4つの情報を聴取した。
・喘息の既往はない。
・現在、妊娠はしていない。
・貼付剤で皮膚がかぶれたことはない。
・以前に日焼け止め剤を使用して過敏症を発症したことがある。
薬局で購入できる貼付剤の成分のうち、この女性に推奨すべきでないのはどれ
か。 1つ選べ
1 ケトプロフェン
2 ロキソプロフェンナトリウム水和物
3 インドメタシン
4 フルルビプロフェン
5 フェルビナク
答えは1。
選択肢のNSAIDsの内、光線過敏症を起こす可能性があるのはケトプロフェン。
光線過敏症を起こす構造の特徴は下記の記事で解説しています。