【薬剤師国家試験】97回問197の解説
hachi
ハチ勉
コレスチミドは腸管において、胆汁酸であるタウロコール酸の再吸収を阻害し、肝におけるコレステロールから胆汁酸への異化を促進する。タウロコール酸の再吸収が阻害される機序に関する記述として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
1 コレスチミドを触媒としてタウロコール酸が分解される。
2 コレスチミドのヒドロキシ基とタウロコール酸のヒドロキシ基との間に水素結合が形成される。
3 コレスチミドのカチオンとタウロコール酸のイオン化したスルホ基との間にイオン結合が形成される。
4 コレスチミドのヒドロキシ基とタウロコール酸のスルホ基との間に水素結合が形成される。
5 コレスチミドのヒドロキシ基とタウロコール酸のスルホ基がエステル結合を形成する。
答えは「3」。
詳しくは下の記事を参照。